【サーバ再構築】仮想環境構築(おまけ)

なるほど。MACアドレスを変更する為には、hw etherを指定してあげればいいのか。

【サーバ再構築】iSCSI環境構築 その2

サーバ側でマシン起動時に自動でtargetをマウントできるよう、fstabの設定等を諸サイトを参考にいくつか行ってみたが、総じてマウントに失敗した。
単純に、target側から見られないようにすれば(ファイル共有は仮想サーバのみで行えば)いい話なのだが、ちょっとムキになって、無理やり起動時にマウントするようにしてみた。

1. マウントする際に、デバイスファイル名(/dev/hoge)を明示できない
iscsitargetが起動する度、デバイスファイル名をつけ直しているため、デバイスファイル名が不確定。
→iscsitargetが起動した後に、デバイスファイル名を変数にぶち込めばOK
2. iscsitargetが起動した後の、デバイスファイル名の調べ方は？
/dev/disk/by-pathに情報がある
3. iscsitargetとopen-iscsiの起動順序を変更
iscsitargetはstartをrcS.dに27で、open-iscsiはdefaultsでstartを17、stopを81に設定

以下、open-iscsiの変更箇所のソース

startファンクションのudevsettleコール後の適当な場所に挿入 for var in `$ADM -m node | sed -e 's/^/ip-/' -e 's/,.* /-iscsi-/' -e 's/$/-lun-0-part5/'` do dev=`ls -l /dev/disk/by-path/ | grep $var | sed -e 's:.*\.\.\/\.\.\:/dev:'` path=`echo $var | sed -e 's:.*disk.\.:/mnt/:g' | sed -e 's:-.*::'` mount -t xfs $dev $path done

stoptargetsファンクションのtargetログアウト前に挿入 for var in `mount -l | grep mnt | sed -e 's: type.*::' -e 's:.* on ::'` do umount $var done

stoptargetsファンクション
「iSCSIのデーモンがhangしてたらログアウトする」条件文をコメントアウトして、強制的にtargetからログアウトするようにする
なぜかopen-iscsiを再起動する度に「既にログインしてるぜ」というエラーが出るため

【サーバ再構築】iSCSI環境構築

作業を行うに当たって、いくつかクライアントとサーバでファイルのやりとりを行う必要が出て来たため、折角なので予定されていたiSCSI環境の構築を実施した。

以下、実施した作業のまとめ
1. 必要パッケージのインストール
サーバには、target用のパッケージのみをインストール。
• iscsitarget
• iscsitarget-modules-2.6-amd64
※モジュールは、使用しているOSのアーキテクチャに合わせて、適宜変更すること
クライアントには、イニシエータをインストールする。
• open-iscsi
2. target側の設定
• LVMでボリュームを作成
ディレクトリ単位で接続しようとしたら、なぜかディスク全部を参照してしまったので、LVMでボリュームを区切って使用することにした。
• /etc/ietd.confの編集
編集するべき箇所は、以下の部分 IncomingUser ユーザー名 パスフレーズ OutgoingUser ユーザー名 パスフレーズ Target iqn.20xx-xx.com.example:storage.disk1.sys1.xyz Lun 0 Path=/dev/hoge,Type=fileio,ScsiSN=disk1 Alias fugaIQNの命名規則については、こちらが参考になるかもしれない
3. イニシエータ側の設定
• iscsiadmコマンドで、targetのボリューム一覧を取得 iscsiadm -m discovery -t sendtargets -p ***.***.***.***
• 接続するtargetにログイン iscsiadm -m node -T iqn.20xx-xx.com.example:storage.disk1.sys1.xyz -p ***.***.***.*** --login