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2012年3月30日金曜日

iSCSIの自動マウント

File Server再構築後、起動時に自動でiSCSIドライブをマウントしない現象が発生。
/etc/fstabの記述は問題なく、/etc/iscsi/node/配下のdefaultファイルも、きちんとautomaticに修正済み。

ネット上を色々検索しても、これ以上の情報が見つからなかったので、いろいろ模索していたら、/etc/iscsi/iscsi.confにStartup settingsなるセクションが。
で、 27行目の

To request that the iscsi initd scripts startup a session set to "automatic".
 と記述されている箇所の下に、 node.startup = automatic と記載されているも、これがコメントアウトされていたので、31行目の node.startup = manual の記述箇所をコメントアウトし、上記の箇所についてコメントアウトを外したあとに再起動したところ、起動直後に自動マウントするようになった。

ん〜、元々こんなところ弄ってなかった筈なんだけどなぁ。
すでに稼働中の他サーバでは、こんな設定してないんだけど、うまく起動時にマウントされてる。

まぁ、iSCSIの自動マウントが、タイミングによってうまく働かないときには、ここをチェックすると幸せになれるかも?

2010年5月6日木曜日

【サーバ再構築】iSCSI環境構築 その2

サーバ側でマシン起動時に自動でtargetをマウントできるよう、fstabの設定等を諸サイトを参考にいくつか行ってみたが、総じてマウントに失敗した。
単純に、target側から見られないようにすれば(ファイル共有は仮想サーバのみで行えば)いい話なのだが、ちょっとムキになって、無理やり起動時にマウントするようにしてみた。
  1. マウントする際に、デバイスファイル名(/dev/hoge)を明示できない
  2. iscsitargetが起動する度、デバイスファイル名をつけ直しているため、デバイスファイル名が不確定。
    →iscsitargetが起動した後に、デバイスファイル名を変数にぶち込めばOK
  3. iscsitargetが起動した後の、デバイスファイル名の調べ方は?
  4. /dev/disk/by-pathに情報がある
  5. iscsitargetとopen-iscsiの起動順序を変更
  6. iscsitargetはstartをrcS.dに27で、open-iscsiはdefaultsでstartを17、stopを81に設定
以下、open-iscsiの変更箇所のソース
startファンクションのudevsettleコール後の適当な場所に挿入
stoptargetsファンクションのtargetログアウト前に挿入
stoptargetsファンクション
「iSCSIのデーモンがhangしてたらログアウトする」条件文をコメントアウトして、強制的にtargetからログアウトするようにする
なぜかopen-iscsiを再起動する度に「既にログインしてるぜ」というエラーが出るため

2010年5月4日火曜日

【サーバ再構築】iSCSI環境構築

作業を行うに当たって、いくつかクライアントとサーバでファイルのやりとりを行う必要が出て来たため、折角なので予定されていたiSCSI環境の構築を実施した。

    以下、実施した作業のまとめ
  1. 必要パッケージのインストール
  2. サーバには、target用のパッケージのみをインストール。
    • iscsitarget
    • iscsitarget-modules-2.6-amd64
    • ※モジュールは、使用しているOSのアーキテクチャに合わせて、適宜変更すること
    クライアントには、イニシエータをインストールする。
    • open-iscsi
  3. target側の設定
    • LVMでボリュームを作成
    • ディレクトリ単位で接続しようとしたら、なぜかディスク全部を参照してしまったので、LVMでボリュームを区切って使用することにした。
    • /etc/ietd.confの編集
    • 編集するべき箇所は、以下の部分 IQNの命名規則については、こちらが参考になるかもしれない
  4. イニシエータ側の設定
    • iscsiadmコマンドで、targetのボリューム一覧を取得
    • 接続するtargetにログイン