2010年4月30日金曜日

【サーバ再構築】仮想環境選択

サーバの用途がファイルサーバ(SAMBA+NFS)、DLNAサーバ、SQLサーバと関連してながらも少しだけ横に広がってきたので、ここらで用途別のサーバを用意し、サービスの切り替えを容易に行えるように考えたため、サーバの基本構成を以下のとおりとした。

  • 予算の都合上、物理サーバを複数台立ち上げることは非現実的なので、仮想サーバとする
  • 仮想化について、linux環境をホストとしながらも、ハイパーバイザ型として動作するKVMを選択
  • ストレージについては、ホスト側でiSCSIを構築して、ゲスト側で共有する(要排他制御)

構築そのものの手順としては

  1. 仮想サーバの雛形作成
  2. ホストサーバの再構築
  3. iSCSI環境のセットアップ
  4. 仮想サーバで従来の設定を展開
  5. 各サービス毎の仮想サーバを構築
  6. 各サービス毎に構築した仮想サーバを展開
  7. 従来の設定のサーバをクローズ
ぐらいになるかな?

以下、KVMでの仮想サーバ構築において、俺的に鬼門だった、ネットワークブリッジの作成に非常に参考になったサイト。

仮想化された日々:Ubuntu - livedoor Blog(ブログ)

2010年4月25日日曜日

【サーバ再構築】仮想環境下でのテストセットアップ(1)

  1. VirtualBoxの設定
    • 拡張機能:IO APICを有効化にチェック
    • その他の設定については、ミニマル構成とした
  2. インストール作業
    • インストールは英語環境にて実施
    • タイムゾーンやキーマップについては、Japanを選択
    • IPアドレスは手動でスタティックに設定
    • ブートパーティション及びシステムパーティションについては、ReiserFSを選択
    • パーティションは/boot、/(root)、/homeで構成
    • インストールパッケージは最小構成からの構築を行うため、すべてのチェックをオフにした
  3. 初期設定
    • 実コンソールから、rootで以下の作業を実施
      1. apt-get update
      2. apt-get upgrade
      3. apt-get -y install ssh ntp sudo vim
      4. visudoを実行して、管理者アカウント(≠root)にsudo権限を追加
    • 別マシン(今回は仮想マシンのhost機)の/etc/hostsファイルに、サーバの情報を追記
    • terminalから、sshで接続